2024年2月25日、香港のシャティン競馬場でG1香港ゴールドカップ(3歳以上、芝2000m)が行われ、J.マクドナルド騎乗のロマンチックウォリアーがヴォイッジバブルとの接戦を制した。
大外枠から出たロマンチックウォリアーは3番手の好位を確保し、ヴォイッジバブルがこれを4番手でマークする形に。両馬とも中盤でまくってきたセニョールトーバを先に行かせていったんポジションを下げるが、直線では先に先頭まで突き抜けたロマンチックウォリアーの外からヴォイッジバブルが並びかけ、残り300メートル過ぎから激しい叩き合いに。
相譲らぬ競り合いはロマンチックウォリアーが最後まで先頭を譲らず決着。ヴォイッジバブルはクビ差の2着に敗れ、さらに3馬身1/4差でニンブルニンバスが続いた。
ロマンチックウォリアーはアクラメーション産駒の6歳セン馬。昨年10月に豪G1コックスプレートを制すと、12月にはG1香港カップで連覇を達成。今回は昨年2着の借りを返し、G1を3連勝とした。
香港ジョッキークラブの公式サイトによると、マクドナルド騎手は「彼(ロマンチックウォリアー)は私を驚かせ続ける。信じられないほどの馬だ。誰もが認めるチャンピオンだよ。彼に乗ることがどれほど光栄なことか、力説しきれない」と相棒を絶賛。またC.シャム調教師は、ロマンチックウォリアーが6月のG1安田記念に遠征する可能性を残していることを示唆した。
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