サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で現地2月25日に行われたG3・1351ターフスプリント(4歳以上、芝1351m)に日本から4頭が参戦。発馬を決めたバスラットレオンが昨年の2着馬カサクリードの猛追をアタマ差しのいで逃げ切った。
バスラットレオンはゲートを決めると型通りの逃げに持ち込み、このレースで引退のレシステンシアが2番手につける。軽快に飛ばすバスラットレオンは鞍上の腕が動くレシステンシアを直線入口で突き放し、中団から大外を追い上げるカサクリードを際どく振り切った。
レシステンシアは懸命の粘りを見せるも4着争いにアタマ差及ばず5着、昨年4着のラウダシオンは後方のまま9着に終わり、連覇を狙ったソングラインは発馬で後手に回ると一時は最後方に置かれるなど10着に沈んだ。
バスラットレオンは昨年のG2ゴドルフィンマイル(ダート1600m)に続く海外重賞2勝目。芝とダートの双方で海外重賞制覇は日本競馬史上初の快挙となった。矢作芳人調教師はレース後のインタビューで次戦は招待を受諾済みのゴドルフィンマイルとコメントしている。
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