アメリカ合衆国のモンマスパーク競馬場でGIユナイテッドネーションズステークス(3歳以上、芝2200m)が現地7月22日に行われ、5番人気のセラピストが中団より後ろの6、7番手を並走すると、2周目の第3コーナーからのペースアップに応じて切れ脚鋭く快勝した。
レースは逃げ馬から5馬身ほど離れた2番手で1番人気のキャットニップが集団を先導し、2周目の第3コーナーで隊列が凝縮。先頭に立って直線に入ったキャットニップを、セラピストが捲るようにして並ぶ間もなく差し切った(1馬身1/2差)。勝ち馬の背後につけていた2番人気のレッドナイトが、さらに3/4馬身差の3着争いを制している。
フロイト(父ストームキャット)産駒の8歳セン馬セラピストは4月のGIIパンアメリカンステークスで重賞初制覇を飾った遅咲き。9ハロンを超える距離の重賞挑戦は当時が初めてだったが、今回の11ハロンで距離適性を確かなものにした。
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