現地8月5日、アメリカ合衆国のサラトガ競馬場でGIテストステークス(3歳牝、ダート1400m)が行われ、後方2番手を追走した1番人気のプリティミスチヴァスが、道中並走から先に動いた6番人気クリアリーアンヒンジドを際どく捕らえた(アタマ差)。
レースは衝撃的な結末となった。2番人気のメイプルリーフメルが好発からスムーズにハナを切り、2馬身余りのリードで勝利目前の形に持ち込んだものの、あと一完歩という所で転倒。競走を中止した。
追いすがるクリアリーアンヒンジドをプリティミスチヴァスが捕らえて勝利を拾う格好となり、さらに1馬身3/4馬身差の3着には4番人気のマニーズゴールドが入線した。
プリティミスチヴァスはゴドルフィン所有のイントゥミスチーフ産駒でB.ウォルシュ調教師が管理。5月のケンタッキーオークス、6月のエイコーンステークス、そして今回でGIレース3連勝とし、通算4度目の重賞制覇を飾った。
なお、転倒したメイプルリーフメルは右前肢の致命的な故障により安楽死の措置が取られた。メイプルリーフメルは地元のニューヨーク産馬で、5月のGIIIミスプリークネスステークス、7月のGIIIヴィクトリーライドステークスを含むデビュー5連勝で駒を進めていた。
#テストステークス
#プリティミスチヴァス
#海外競馬