現地6月18日、フランスのシャンティイ競馬場でG1ディアヌ賞(仏オークス、3歳牝、芝2100m)が行われ、2番人気に推されていたブルーローズセンが仏1000ギニーとの二冠を達成した。
最内枠から出たブルーローズセンは同厩のワイズガールが作るペースに乗って3番手の好位を確保。直線で満を持して追い出すと残り400メートル付近で早くも先頭に立ち、中団から追い上げてきたアイルランドからの遠征馬ネバーエンディングストーリーに4馬身差の圧勝を収めた。
3着は人気薄のタズメニアがさらに短アタマで続き、ワイズガールも4着に粘るなどブルーローズセン以外の人気馬は総崩れ。1番人気のジャンナローズは6着にとどまり、英オークス除外の雪辱を期していた4番人気ランニングライオンは4番手追走も最下位(15着)に沈んだ。
C.ヘッド厩舎のブルーローズセンはチャーチル産駒。5連勝で2歳時のマルセルブーサック賞、前走の仏1000ギニーに続く3度目のG1制覇を果たした。仏1000ギニーと仏オークスの二冠を達成したのは2016年のラクレソニエール以来となる。
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