現地7月2日、ドイツのハンブルク競馬場でG1独ダービー(3歳牡・牝、芝2400m)が行われ、R.ピーチュレク騎乗のファンタスティックムーンが快勝した。
20頭立ての後方2番手からのレースとなったファンタスティックムーンは、わずかにポジションを上げただけで最終コーナーへ。ここでピーチュレク騎手があえて外ラチ沿いまで持ち出す大胆な選択。これが奏功し、直線で一気に末脚を伸ばしたファンタスティックムーンは見事なごぼう抜きでダービー馬の称号を手にした。
2着は2馬身1/4差でミスターハリウッド。前哨戦のG2シュパルカッセケルンボンウニオンレネン勝ち馬で1番人気に推されていたストレートは15着と大敗した。
S.シュタインベルク厩舎のファンタスティックムーンはシーザムーン産駒。G3独ダービートライアルからの連勝でクラシック制覇となった。なお父のシーザムーンも2014年の独ダービーで外ラチ沿いへのコース取りから11馬身差の圧勝を収めており、同じような勝ちっぷりで親子制覇を達成している。
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