2024年6月16日、フランスのシャンティイ競馬場でG1ディアヌ賞(仏オークス、3歳牝、芝2100m)が行われ、T.ピッコーヌ騎乗の伏兵スパークリングプレンティが競り勝った。
ほぼ一団で進む馬群の最後方近くからとなったスパークリングプレンティは、直線で先行勢の外に進路を取ってスパート。じわじわと伸びて先頭に迫ると残り約50メートル付近で4頭が横一線の叩き合いから抜け出し、最後は人気薄のサーヴィーをアタマ差で競り落とした。
そのサーヴィーから1/2馬身差の3着は2番人気のタムファナ。1番人気に推されていたアバンチュールはさらにアタマ差の4着までで、G2サンタラリ賞を勝っていたスタディオブマン産駒のバースは7着に終わった。
P.コティエ厩舎のスパークリングプレンティはキングマン産駒。5月のG1仏1000ギニーでは勝ったルーヒヤから約2馬身差の6着どまりだったが前走のG2サンドリンガム賞で重賞初勝利を挙げ、その勢いに乗ってクラシック制覇を果たした。いとこには日本でオークスなどを勝ったソウルスターリングがいる。
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